TEAL BIはデータクレンジングができる 投稿者: 斉田 教継2024年7月20日2026年9月2日POSデータと集計 データクレンジングは膨大なゴミデータを宝の山に変えることができる 過去からPOSレジに蓄積された膨大なメニューデータを分析するとき、微妙に異なるメニュー名の「表記の揺れ」により、分析価値がなく困ったことはありませんか?例えば、「生ビール」という商品ですが、POSレジ上には様々な表現で登録されているケースが散見されます。「生」「ビール」「Draft」「ビール」「Beer」「Beer」「D:生ビール」「生ビール__」など。実際はすべて生ビールなのですが、その店やそのPOSレジの都合上で、様々な表現が使われていることがあります。これが「表記の揺れ」です。これらの言葉はデータベース上では異なった商品として認識されます。かといって、社内の店舗で業態が異なっていたり、POSレジが異なっていると、「生ビール」の登録を完全に一致させることは不可能ですよね?そんな場合に、TEAL BIでは、POSレジ上のメニュー登録の表現はそのままに、分析グラフ上でだけメニュー表記などをマージ(統合)することが可能です。これをデータクレンジングと呼びます。統合したいデータはメニュー名だけではありませんね。TEAL BIではそのほかにも、大分類名、中分類名、支払い種別、値割引、クーポン金券でも表記の揺れを統合することができます。一例をあげるとこんな修正もありました。 この場合は、半角と全角が混ざっていることや漢字とカタカナが混ざっていることで、すべて別のレコードとしてデータベース上は記録されています。さらにはこんな事例も このように、多くの表現方法で登録されていましたが、すべて電子マネーで統一することにしました。さらに、一見すると、同じ「電子マネー」が2つあるように見えますが、この場合は「電子マネー」と「電子マネー__」が存在していました。後ろに謎のスペースが入っているだけで別のレコードとして認識されます。また、POSレジの画面表示の都合上、表示順位を任意に設定することができず、番号や記号を名称の頭に入力しているケースもあります。それらも別レコードとして認識されます。このケースでは、TEAL BIでは分析グラフ上でマージ(統合)することが可能なので、分析のためにPOSレジに使い勝手を犠牲にすることなく、店舗が使いやすいように名称は入力し、分析画面上でデータクレンジングによってマージ(統合)すればOKです。 POSレジのデータは宝の山ですがデータクレンジングができなければ、ゴミの山です。 POSレジには過去から膨大なデータが溜まっています。それらを1日まとめた合計値である日計集計で集計していては、分析価値があまりないデータの状態です。そのようなデータでは来店グループ単位の分析や時間帯ごとの分析などはできません。TEAL BIではこれまで業界の念願だった、業界内の主なPOSレジのトランデータ(取引データ)の全てを自動連係取込し、集計し統一フォーマット化することに成功しました。あくまでもトランデータ(取引データ)をすべて集計してこそ、POSレジにたまっている膨大な記録が宝の山として利活用ができるのです。しかし、膨大なデータは、表記の揺れが多い、いわゆるダーティー(荒れた)なデータです。そのままでは分析価値はありません。TEAL BIでは元のデータはそのままに、グラフ上でデータクレンジングができます。TEAL BIではPOSレジのダーティーなデータをマージ(統合)することによって、宝の山として利活用ができるようになりました。 TEAL BIについてTEAL BIは、(株)ラックバッググループが提供する飲食企業向けの経営データ統合ダッシュボードです。複数メーカーのPOSレジ・勤怠・仕入の各データを自動連携し、統一フォーマットに変換したうえで、店舗別・日次でFL比率・確定原価率・人件費の着地見込みを可視化します。グループ代表自身が20年以上にわたって飲食店経営の現場に携わってきた経験から立ち上げた事業で、現場の経営者が本当に必要とする数字が実装されているのが特徴です。導入相談・デモのご依頼は お問い合わせフォーム からどうぞ。 投稿者プロフィール 斉田 教継株式会社ラックバッググループ 株式会社ティールテクノロジーズ 代表取締役 斉田 教継(さいだ のりつぐ) 株式会社ティールテクノロジーズ 代表取締役 株式会社ラックバッググループ 代表取締役 20年以上にわたり飲食企業の経営に携わる。現在は飲食企業向けデータ統合ダッシュボード「TEAL BI」を運営する。一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム データ標準化分科会長として、業界共通POS標準フォーマット基盤の構築を主導。 最新記事 経営と現場2026年9月8日数字が読めるようになったことと、店が当たることは別の能力です|飲食業はクリエーションである 経営と現場2026年9月8日「現場が反対しているので進められません」と、何年言い続けていますか|心地良さは判断基準になりません 原価・仕入・棚卸2026年9月3日棚卸高は、店舗ごとにいくらが適正か把握できていますか|商品ごとの月数に直して、店舗と一緒に決める 原価・仕入・棚卸2026年9月3日売上が伸びていないのに、棚卸高だけ増えていませんか|棚卸高・売上高・確定原価率を重ねて2年分見る